
『駆逐艦入門―水雷戦の花形徹底研究』木俣 滋郎光人社MF文庫。
★★★
なぜに「駆逐」艦?, 2005/3/20
特に戦記ノンフィクション作家というのは、何故か日本語の文章があまり上手くないです。
この作者もその例に漏れず、読んでいて所々脈絡が通じなくなり困惑させられることもあります。
ただ『駆逐艦入門―水雷戦の花形徹底研究』と題した本書の目的はとりあえず充分に達成されていると思います。
駆逐艦というのは何故駆逐艦という名前なのか。どういう目的で生まれ発展してきたのか。どういう運用をされてどういう戦果を残したのか。ということが大雑把には分かると思います。駆逐艦「入門」ですから。
光人社の「入門」シリーズは他にもあります。その中で本書は、個々の艦の生涯についての記述がさすがに弱いのが欠点ではあります。戦艦や空母などに較べるとあまりにも駆逐艦は数が多いですから、仕方がなくはあるのですが。
それでも、駆逐艦一隻といえども、戦艦や空母に負けず劣らず激戦をくぐり抜け波乱の生涯を経ていることは忘れたくないものです。
キーワード:駆逐
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